この合同面談会は、外航日本人船員(海技者)の確保・育成に資するため、外航日本人船員(海技者)の採用を希望する企業の人事担当者と就職希望者との面談の機会を提供するものです。
合同面談会では、各企業がブースを出展しますので、参加者は関心のある企業を選び面談することができます。
各企業は、この面談を通じて、SECOJが行う1年間の育成訓練(陸上研修及び乗船実習)に参加する訓練生の一次選考を行います。(訓練生とは別に直接採用選考を行う場合もあります。)
その後、各企業の二次選考を経て、訓練生はSECOJへ登録され、1年間の育成訓練において外航船員(海技者)に必要な資格と実務能力を身につけ、訓練終了後に当該企業への就職を目指します。
2020年度合同面談会は終了しましたが、引き続き2021年度生(7期生)の追加募集を実施しています。詳細は追加募集要項をご覧ください。
外航船員になりたい人、ぜひご参加ください!
※2021年3月卒業予定の者及び既卒者で三級海技士以上の海技免状受有者は、訓練開始日を前倒しして、乗船実習から先に始めることも可能です。この場合の訓練期間は「2021年4月1日からの1年間」等となります。
応募時の年齢が原則30歳未満であり、外航船員(海技者)として就職意欲のある以下の要件を満たした日本国籍を有する者
三級海技士(航海) 、又はそれより上級の海技免状受有者(※)かつ第一級海上特殊無線技士、又はそれより上級の資格受有者
三級海技士(機関) 、又はそれより上級の海技免状受有者(※)
※三級海技士口述試験の受験資格があれば応募可能です。
参加をご希望の方は、SECOJ育成部までお問合せください。
2020年度合同面談会に参加した企業
2020年度合同面談会は終了しましたが、引き続き2021年度生(7期生)の追加募集を実施しています。最新情報は当サイトで随時、ご案内いたします。
2021年度生(7期生)の追加募集案内を公開
訓練生の選考は以下の手続きにより行われます。
なお、企業における二次選考の結果、企業と応募者が直接入社することで合意した場合は、当該企業からその旨通知されます。
SECOJに登録された訓練生の待遇は以下のとおりです。 詳細はSECOJにお問い合わせください。
※社会保険(健康、年金)については、各自で加入してください。 ※訓練期間中、社会保険とは別に本スキームで傷害保険が付保されます。 ※海技大学校での訓練期間中は、同校の学生寮に入寮することができます。ただし、入寮に伴い発生する個人的費用(学食での食事代、光熱費等で月額約5万円)は自己負担となります。
2020年10月10日現在/五十音順
(独)海技教育機構「海技大学校」(兵庫県芦屋市)等において実施します。 ※三級海技士以上の海技免状を受有していない者は、陸上研修開始直後の10月の三級海技士口述試験に合格することが、その後の訓練継続の条件となります。
合同面談会でマッチングした企業が手配した外航商船において実施します。 乗船実習の期間は、二級海技士(航海・機関)試験の受験資格として求められる乗船履歴の一部として認められます。 乗船実習に際して必要な船員手帳、健康証明、外国免状等の取得及び予防接種を行います。
皆さんどうもはじめまして。現在、私は自動車専用船(PCC)に次席三等航海士として乗船しています。 さて、皆さんは外航船についてどのような印象をお持ちでしょうか? 家族や友人になかなか会うことができない、電波が使えない、英語表現が心配・・・など不安やマイナスの印象が少なからずともあるのではないでしょうか。確かに、これらの不安要素は陸上から離れ大洋を航行する船舶には存在します。しかし、船上は一人ではありません。同じ夢や志を持った先輩、仲間がいます。 私は、船は家族だと思います。助け合いながら個々の職責をこなし船という大切な家を守るのです。そのやりがいを自覚した時、私は船員になって本当に良かったと思ったのです。大変なことも多いですが、自分にしかないやりがいや自覚を持てる仕事だと思います。 SECOJ では、海技に関する一流の考え方を学ぶことができます。座学で学んだことを自分自身で発展させ、来る社船乗船実習にて実際のスケジュールで航行する船舶に乗り組むことが出来ます。 最後にSECOJは、諦めきれなかった私の夢をつないでくれた場所です。外航船員になりたい夢をサポートしてくれます。もしいま迷っているのであれば挑戦してみてはいかがでしょうか。
私は卒業後、3ヶ月間をスキーム訓練生として海技大学校で陸上研修し、社船に訓練生として乗船、6ヶ月過ごした後、三等機関士として採用されました。SECOJスキームを活用することで不足している知識、技術、経験を陸上研修と訓練生としての乗船で補い、余裕をもって三等機関士として働けています。入社までの、この1年間はとても有意義で素晴らしいものでした。
こんにちは。お目にかかれて光栄です。私は山口の町に生まれ、船員になりたいという夢をもって育ちました。そしてSECOJスキームで私の夢は叶い、船員生活をスタートしました。ケミカルタンカーで6ヶ月ほどキャデットを経験し、航海士としても、ケミカル船の乗組員としてもまだまだ未熟と感じました。将来、自身が船をマネジメントできるよう航海術や3/Oの職務のみならず、ケミカルを理解し正しく扱えるように日々努力していきたいです。いつか日本人の少ないケミカル業界で活躍すること、これが私の次の夢です。 皆さん英語は苦手ですか?そうですね、私も苦手です。海技大学校では、海事英語はもちろん航海術や船のメンテナンス、模擬荷役オペレーションなど多岐にわたって海事関係のエキスパートが教えてくださいます。SECOJのスキームを有意義に利用すれば、外航船員に必要な資格のみならず上級の知識とスキルを身につけることができます。 そして、乗船した際に「こいつは大丈夫だ、安心して仕事を任せられる」なんて言われるかもしれませんね。知識は自信につながります。狭い船内での人間関係をよくすることもできます。もし、船員としての将来に不安があるのなら、SECOJのスキームに参加してみてはいかがですか。
海技大学校での陸上研修では、授業や訓練で様々な知識・スキルを習得できるのはもちろんですが、他の学校や船社で働いていた方と生活を共にすることで学習面以外でも吸収できることが多くあり、SECOJスキームへ参加することの大きなメリットだと思いました。
現在、私は木材チップ専用船に三等航海士として乗船しています。大学入学時から外航船員になることを夢みていた私にとって、SECOJの外航船員育成スキームは絶好の機会でした。海技大学校での座学、キャデットとしての乗船期間を終え、実際にオフィサーとして働いてみて、もともとのイメージとは違いましたが、大変充実した日々をおくれています。 現代社会に慣れた私たちにとって、外航船での生活は一見とっても不便にみえます。(インターネットがない、日本食が食べられない。友達や家族に長期間会えないなど)ただ、慣れてしまえばむしろ居心地がよく、この仕事について良かったなと感じています。(通勤時間がない、いろんな国にいける。満天の星空がみれる。みんなフレンドリーで寂しくない。英語がペラペラになるなど) もちろん、向き不向きはあると思いますが、もしいま迷っているならチャレンジしてみてはどうでしょうか。SECOJは本気で外航船員になりたいあなたをサポートしてくれます。
この度、ケミカルタンカーに6か月ほど乗船しました。乗船中では日々の英会話との闘いでした。私が乗船したケミカルタンカーでは私日本人をはじめ、韓国人、中国人、ミャンマー人が混乗していました。共通言語は英語であり、どの国をとっても乗組員の方々は英語を母国語としていません。そのため、このような環境下において、日本人1人のみだったので、やるしかないのだと決心し、奮闘してきました。 下船してから今日に至るまであのとき奮闘してきたからこそ、今では英文を見てもほとんど理解できるようになり、身をもって自分自身のスキルが向上したのを実感しました。 しかし、それ以前に外航基幹職員養成コースを受講できたことが、日常の英会話ができるまでの立ち上がりが早かったとも実感しております。今後も現状に満足せず、自身のスキルの向上に努めていきたいです。
海技大学校での陸上研修に参加することで、外航船員が持っておくべき最低限の知識が身に付けられると思います。 また、会社の船での乗船実習では、いきなり職員としての責任を負うことなく、訓練生という立場で外航船員という職業がどのようなものかを理解することが出来ると思います。海技大学校では、外航船員を目指す、同じ志を持った仲間と出会えます。外航船員を諦めたくない方にはぜひ、SECOJスキームをお勧めします。
1期生から3期生にインタビューを行いました。