広島商船高等専門学校 卒業
① 今のお仕事はどのような業務ですか。
現在は三等機関士で、担当機器は、ボイラ、空調機器及び電気機器等です。勤務体系は、9ヶ月乗船、3ヶ月休暇のパターンです。
② なぜ、今の会社へ入社したのですか。
面談会場でのブースの雰囲気が良く、これから40年働きたいと思える会社だと感じたからです。会社には航海科に広島商船の先輩が2人、機関科に弓削商船の先輩が1人おり、5年後や10年後の大まかな育成計画を伝えてくれたため、目標が作りやすく仕事が楽しいです。
③ 職場はどのような雰囲気ですか。
職場は19人のフィリピン人とたった1人の日本人(私)です。フィリピン人は、とてもフレンリーで初対面でも打ち解けやすい人が多いと感じます。また、彼らの英語は日本人にとって、とても聞き取りやすく、会話がしやすいです。英語がほとんど話せなかった私にとっては、彼らのフレンドリーで陽気な性格と聞き取りやすい英語が最初の一歩を踏み出す上でとてもありがたかったです。
④ 入社して大変だったことは。(乗船勤務・陸上勤務を通じて)
フィリピンの文化を受け入れるのに時間が掛かりました。特に食文化は独特でした。食事は、辛い、酸っぱい、しょっぱい、甘いが特化しすぎて苦手でした。
⑤ 今後の展望や目標はありますか。
機関長になりたいです。船機長の部屋には湯船があります。
私達の部屋にはシャワーしかないので風呂のある生活を目指して頑張ります。
⑥ 後に続く後輩たちへのアドバイスをお願いします。
外航に向いている人は心と時間に余裕のある人、1ヶ月電波がなくても寂しくなく、一人でも平気な人、自分で判断ができる人、自己分析が出来ていて自分を理解し行動出来る人だと思います。外航を目指すのであれば、やり通す覚悟と責任を持って臨みましょう。あなたの行動一つで、人命、環境に多大な損害が出る、大変責任の大きい仕事です。就活頑張ってください。