海技者を目指すみなさんへ
この合同面談会は、外航日本人船員(海技者)の確保・育成に資するため、外航日本人船員(海技者)の採用を希望する企業の人事担当者と就職希望者との面談の機会を提供するものです。
合同面談会では、各企業がブースを出展しますので参加者は関心のある企業を選び面談することができます。各企業はこの面談を通じて、SECOJが行う1年間の育成訓練(陸上研修及び乗船実習)に参加する訓練生の一次選考を行います。(訓練生とは別に直接採用選考を行う場合もあります。)
その後、各企業の二次選考を経て、訓練生はSECOJへ登録され、1年間の育成訓練において外航船員(海技者)に必要な資格と実務能力を身につけ、訓練修了後に当該企業への就職を目指します。
2022年度合同面談会のご案内
いずれの会場も開催時間は11:30~16:00(受付は11:00~15:30)
合同面談会及びオンライン面談スケジュール
オンライン面談期間を設けております。
合同面談会にお申し込み後、オンラインにて面談を受けたい企業へ直接お申し出ください。
6/13~6/17 | オンライン面談期間 |
6/18 | 東京会場 |
6/19~6/24 | オンライン面談期間 |
6/25 | 広島会場 |
6/26 | 大阪会場 |
6/27~7/2 | オンライン面談期間 |

※オンライン面談期間中、いつでも面談を受けられる訳ではありません。
日程については、直接企業へご相談ください。
募集要項
1.募集人数
■2022年度訓練生(8期生)の追加募集
2022年3月現在、追加募集の受付を締め切っております。お問い合わせは、SECOJ育成部へお願いします。
お問い合わせ
■2023年度訓練生(9期生)の新規募集
募集人員:20名程度
訓練期間:2023年10月1日~2024年9月30日までの1年間(※)
対象:2023年9月卒業予定の者、2023年3月卒業予定の者及び既卒者
※2023年3月卒業予定の者及び既卒者で三級海技士以上の海技免状受有者は、訓練開始日を前倒しして、乗船実習から先に始めることも可能です。この場合の訓練期間は、「2023年4月1日からの1年間」等となります。(下記訓練フロー参照)
募集状況は当サイトで公開いたします。
2.応募資格
応募時の年齢が原則30歳未満であり、外航船員(海技者)として就職意欲のある以下の要件を満たした日本国籍を有する者
航海
三級海技士(航海)、又はそれより上級の海技免状受有者(※)かつ第一級海上特殊無線技士、又はそれより上級の資格受有者
機関
三級海技士(機関)、又はそれより上級の海技免状受有者(※)
※三級海技士口述試験の受験資格があれば応募可能です。
3.応募方法
2022年度合同面談会の参加登録は当サイトで行っていただきます。下記エントリー(新規登録)ボタンをクリックし、必要事項をご記入の上、登録してください。
※各企業の人事担当者から直接話が聞けますので、時間の許す限り、多く の企業と面談されることをお勧めします。

訓練生選考の流れ
訓練生の選考は以下の手続きにより行われます。
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合同面談会における一次選考
6月18日(土)東京、6月25日(土)広島、6月26日(日)大阪、オンライン
一次選考の結果は、SECOJから応募者へ通知します。一次選考を通過した方は、当該企業の二次選考があります。
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企業における二次選考(7月初旬から7月下旬)
二次選考の結果は、当該企業から応募者へ通知します。
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育成訓練への参加申請(7月下旬または8月上旬)
二次選考を通過した方は、当該企業及び応募者連名の「スキーム参加申請書」を SECOJ宛に提出してください。
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訓練生の選定(7月下旬また8月上旬)
「外航日本人船員(海技者)確保・育成協議会」が審査、選定します。
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SECOJに登録(7月下旬また8月上旬)
訓練生として参加が認められた場合は、SECOJから当該企業及び応募者へ、訓練期間を明記した書面にて 通知します。
なお、企業における二次選考の結果、企業と応募者が直接入社することで合意した場合は、当該企業からその旨通知されます。

訓練生の待遇
SECOJに登録された訓練生の待遇は以下のとおりです。
詳細はSECOJにお問い合わせください。
- 毎月10万円の訓練手当が支給されます。
- 海技大学校の入学金や授業料、講習費等の訓練にかかる費用負担はありません。
- SECOJ規定により、海技大学校入退寮時や乗下船時等の交通費が支給されます。
- 乗船実習中の食事代は不要です。(陸上研修中の食事代は自己負担となります。)
※社会保険(健康、年金)については、各自で加入してください。
※訓練期間中、社会保険とは別に本スキームで傷害保険が付保されます。
※海技大学校での訓練期間中は、同校の学生寮に入寮することができます。ただし、入寮に伴い発生する個人的費用(学食での食事代、光熱費等で月額約5万円)は自己負担となります。
2023年度訓練生の訓練フロー
9月卒業者及び既卒者
2022年6月合同面談会2023年10月から陸上研修(3ヶ月間)
乗船実習(9ヶ月間)順次開始
3月卒業者及び既卒者
2022年6月合同面談会2023年4月から乗船実習(6ヶ月間)
順次開始
2023年10月から陸上研修(3ヶ月間)
乗船実習(3ヶ月間)順次開始
訓練内容
1. 陸上研修(毎年10月から12月までの3ヶ月間)
(独)海技教育機構「海技大学校」(兵庫県芦屋市)等において実施します。
※三級海技士以上の海技免状を受有していない者は、陸上研修開始直後の10月の三級海技士口述試験に合格することが、その後の訓練継続の条件となります。
2. 乗船実習(陸上研修期間以外の9ヶ月間)
合同面談会でマッチングした企業が手配した外航商船において実施します。
乗船実習の期間は、二級海技士(航海・機関)試験の受験資格として求められる乗船履歴の一部として認められます。
乗船実習に際して必要な健康証明、外国免状等の取得及び予防接種を行います。
よくある質問
面談会に参加しなければ、スキームには参加できませんか?
オンラインでの面談期間を設けております。なお、面談期間での参加ができない場合は、SECOJ育成部までご相談ください。
面談会で企業とマッチングした場合、必ずスキーム訓練に参加しなくてはいけないのですか?
その企業に直接、就職する事例もあります。
女性のスキーム参加は難しいのですか?
本年度、2名の女性訓練生の登録があります。
女性船員を配乗している企業もありますので、女性のスキーム参加も十分可能です。ぜひ、ご参加ください。