村上 元さん (航海士)

東海大学 卒業

海技大学校での3か月間の陸上研修の後、訓練生として日本からケミカルタンカーに乗船しました。乗船してからは全てが英語で、いつも辞書を片手に船内を走り回っていました。
英語が上達してからは、クルー達との仲も深まり日本を離れた寂しさもいつの間にか消えていました。

SECOJ訓練生として乗船できる利点は、幅広く仕事を学べるという点だと思います。
航海士は見張り以外の時間で自分に課された仕事をしなければなりませんが、訓練生としての時間を利用して様々なクルーについて回り、役職の垣根を越えて様々な仕事を学ぶ事が出来ました。そうしていろいろな仕事に手を出して日々出来ることが増えていくと、任される仕事がどんどん増えて、船での生活にとてもやりがいを感じるようになりました。
約半年の乗船でしたが、下船した時にあっという間だったと感じ、クルー達との別れがすごく寂しかった思い出があります。

SECOJスキームに参加して得た経験は、入社後の三等航海士としての乗船への自信に繋がり、ケミカルタンカーの仕事で活躍できる人材になりたいという思いを強くもつことも出来て本当によかったと思っています。

村上 元さん

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