外航日本人船員(海技者)確保・育成スキーム

外航商船での実務経験などを通じて、即戦力として活躍できる船員(海技者)としてのキャリア形成を図ることを目的として、外航日本人船員(海技者)確保・育成スキームを実施しています。

2015年度に開始したスキーム生(以下「新スキーム生」といいます。)に対する育成訓練は、就職が確定した段階又は6ヶ月の訓練期間(陸上研修3ヶ月/乗船実習3ヶ月)の満了により終了します。

※2025年度生(11期生)より訓練期間6ヶ月に変更

新卒者等と企業のマッチング(合同面談会)

2014年度から関東、関西及び中国地方において、外航船員を志望する若年者と外航船社と のマッチングの機会(合同面談会)を毎年各1回程度設け、訓練生の選定を行っています(募集定員20名程度)。オンライン面談期間も設けております。 

これら訓練生は、マッチングした翌年度に6ヶ月を期間とし、当センターに登録された新 スキーム生として、独立行政法人海技教育機構海技大学校等における陸上研修及びマッチング先の企業が手配した外航商船における三等航海士又は機関士の実務に即した乗船実習(定員外)を実施し、外航船員としてのキャリア形成を図ります。
合計6ヶ月にわたる陸上研修及び乗船実習を終了した後、訓練生とマッチング先の双方が合意した場合に、当該訓練生は外航船員(海技者)としてその企業に採用されます。

外航基幹職員養成事業(新スキーム)の流れ

  • 合同面談会を通じて、採用意欲のある企業と就業意欲のある新卒者等とのマッチングによる訓練候補生の選定
  • 企業と新卒者等がそれぞれ、SECOJに対してスキームへの参加申請
  • 協議会により訓練生を決定
  • 決定された訓練生をSECOJに登録
  • SECOJに登録された訓練生に対して育成訓練を開始